ふくおかさん家のうまかもん

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うまかもん

博多あまおう

福岡限定で生産されるいちごの王様「あまおう」

「あ」かい、「ま」るい、「お」おきい、「う」まいの頭文字をとって名付けられた「あまおう」は、福岡が世界に誇るブランドいちご。福岡県内だけでしかつくられていない希少ないちごで、県下のJAグループでは「博多あまおう」の名で販売されています。

「あまおう」は福岡県農業総合試験場で育成され、2005年に登録。品種名は「福岡S6号」です。その特徴のひとつがサイズの大きさ。大きなものではSサイズの卵くらいになり、食べ応えたっぷりです。また、他のいちごに比べると色も濃く、艶やか。ジューシーで甘味が強く、風味が良いのも特長です。
果肉は硬めなので、日持ちは良いとされていますが、基本的にいちごは鮮度が命なので、購入したら早く食べるのがオススメです。選ぶ際は薄い色のものもより、赤が濃く、葉の下の部分まで赤いものを選ぶようにしましょう。表面に張りとツヤがあるかもチェックです。量が多くて食べきれない時は、冷凍してシャーベット風にしたり、ジャムを作るのもいいですね!

福岡市内で「あまおう」は西区の金武、周船寺、今津、元岡、北崎、東区の志賀島、三笘などで栽培されています。出荷は12月頃から5月中旬頃までです。クリスマスシーズンに市内の青果店の店頭に「あまおう」が並ぶのはもはや福岡の風物詩。生クリームとの相性も良いので、クリスマスケーキには「あまおう」がよく使われています。近年では国内はもとより海外での人気も急上昇している「あまおう」。世界に誇るメイドイン福岡のブランドいちごとして、これからも世界中の人々に美味しい笑顔を運んでいきそうです。

福岡市内でつくられた「あまおう」を絶品の和菓子で! 「和菓子舗 蛸松月」

“博多の台所”と呼ばれる「柳橋連合市場」の中にある「和菓子舗 蛸松月」は創業1935年の老舗。

春の名物として人気を集めているのが「あまおう」を使った「いちご大福」です。使用する「あまおう」は、プロの料理人たちも訪れる同市場内の青果店から仕入れた一級品。大粒で、甘味と酸味のバランスがよい「あまおう」を上品な白餡ともっちりとした大福生地で包んでいます。「毎年いちご大福の登場を楽しみにしてくださるお客様も多いんですよ。博多あまおうは上品な甘さがあって香りもいい。餡との相性も良いんですよ」。

和菓子舗 鮹松月(たこしょうげつ)についてはこちら

「あまおう」のフレッシュな味わいが
直球で伝わるスムージー

福岡県立美術館内にある「県立美術館喫茶室」。九州大学総合研究博物館で使われていたテーブルや本棚などが今も現役で使われ、歴史を感じる落ち着いた空間が魅力のカフェです。ここでも毎年、旬の「あまおう」を使ったメニューが提供させています。

「いちごのソイスムージー」は志賀島産の「あまおう」と有機豆乳だけで作ったヘルシー&フレッシュなスムージー。「あまおう」の自然の甘さが口の中にふわっと広がります。

県立美術館喫茶室についてはこちら

※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
また、掲載している料理等は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。

情報

産地
三苫・志賀島(東区)、金武(早良区)、周船寺・今津・元岡・北崎(西区) 他
1月2月3月4月5月11月12月
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